【書評】「話す力」を鍛える本/矢橋昇。この1冊で「話す力」が身につく
どうも、おつゆです。
今回は矢橋昇さんの「話す力」を鍛える本の書評です。
ズバリどんな本?
この本は聞き手の興味を引く話し方、聞き手に好印象を与える話し方、会合で話す時に上がらない方法、ビジネスマナー等タイトルの通り「話す力」をグイグイ鍛えてくれる本です。
1つのテーマが見開き1ページで完結するため、スラスラ読み進めることができます。
新社会人や人と話すことがあまり得意ではない人にオススメです。
印象に残っているところは?
「なんか」を多用すると歯切れの悪い話し方になる。
「なんかこの前面白いことがあって、なんか友達となんか話をしている時に、なんか近所の人が話しかけてきて〜」
この歯切れの悪い話し方は無意識のうちに悪印象を与えている可能性があります。
この「なんか」が文章中に入るだけで自分がどれだけ楽しい話をしていても、聞き手は「なんかを言う回数が多いな」 「どこまで信用していいのだろう」と考えてしまい、肝心な話を一切聞いてもらえません。
私も話す時に「なんか」を多用していて上司に注意されたことがあります。
現在は普段の会話から意識をして、改善はしてきていますがたまに言ってしまいます。この本を読んで「なんかを多用するのは悪印象を与えるんだ」と再認識しました。
限られた時間での発言はこう切り出す
- これから3つの点についてお話しします。
- 私の考えを3つにまとめました。
これは言い漏らしや聞き漏らし防ぐだけでなく、聞き手が話の進み具合を認識できるため安心して聞くことができます。
幹部社員はよくこの話し方をしています。
最初に「3点についてご説明します」と言われると「3点ってなんだろう」「3点くらいなら覚えられそう」と聞き手の興味を引くだけでなく、印象に残る話し方ができると感じました。
また、自分の頭の中も整理することができるのでぜひ取り入れたいと思います。
私はとにかく「話す力」を身に付けたいと考えているため、これからの書評も「話し方」に関する本が多いと思います。
自分なりに取得できたと手応えを感じられるくらいになったら、今まで触れたことのない分野の本も読んでみたいと思います。
では(「・ω・)「